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【2024春】ハイライトやめたい!!どうしたらいい?

こんにちはPEEK-A-BOO並木通りシニアスタイリストの鍬野です。
今回はハイライトをやめたい方にむけたコラムです。
いきなり結論言います!
ハイライトは細く!最初は明るくしすぎない!
これです!

最近はカラーの明るさ、デザインに対して社会が寛容になってきたなと感じます。
そのおかげでカラーの選択肢が増えて、今まで我慢していたことができるようになった人が増えたと思います。

その中の一つにハイライトがあります。
特に白髪ぼかしハイライトというキーワードが出てきてから、ハイライトが一般的な感覚になってきました。

ただ良いこともあれば悪いこともあって、新しい悩みも出てきた人もいるかと思います。

明るくなりすぎた… 派手すぎる… 髪が傷んだ…
色が落ちるのが早い… 結局白髪が気になる… 根元が伸びたら根元の暗さが気になる…
職場からNGがでてしまった… 友人や周りの反応がいまいち…

などとハイライトを始めたけれど、元に戻したい、戻さなければいけないとなってしまうこともあります。

そこで今回はハイライトをやめる場合の状態による対処方法とハイライトによる悩み改正について紹介します。

ハイライトの問題と改善策

モデルケース

こちらのお客さまを例としてみます。

今回はハイライトの部分に全体と同じ色を入れて、同系色のハイライトにしました。
ハイライトを無くすというよりは馴染ませつつ存在は残してあります。

ではこのハイライトの部分を馴染ませて無くすとした場合

1つは全体に同じ色を入れて馴染ませる。ただこのお客様の明るさよりかなり暗くなります。それくらいしないと馴染みません。

もう1つはハイライト部分と全体の色を分けて入れ馴染ませる。これであれば明るさも調整できます。

ただどちらにせよ色は落ちてきます。上の左の状態に近づいてくるのである程度暗めに設定しないと、もちは悪いかもしれません。

全体が明るすぎる場合

考えられる原因
・ハイライトの線の数が細かく多い
・ハイライト自体の明るさが明るい など

ハイライトの線の数が細かく多いと全体に馴染みやすく、ハイライト自体の主張は弱くなりますが、全体を染めて明るくするより、髪の負担は少なく全体的に明るくすることがでるといったメリットがあります。
ただハイライト自体の数が多ければ多いほど明るくなりますし、ハイライト自体の明るさも明るければさらに明るくなります。
染めて少し経つとまたさらに明るくなるので、全てを想定してハイライトの明るさを決めた方がいいです。

改善策
・全体的に濃いめの色で染める。
ハイライトの明るさとベースの明るさの差が大きいと、かなり暗めに染めないと馴染みません。
もちろん褪色しますので、ハイライトの部分がベースより先に色が落ちて明るくなっていきます。
その落ちてきたハイライトに少し色が残留してくれるとハイライトの明るさが元よりは落ち着くので、それを繰り返しながら調整していきます。

・カラーシャンプーを使う。
ハイライトの明るさとベースの明るさの差があまりなかったり、少しだけ落ち着けば大丈夫な場合はカラーシャンプーでも調整できます。

・ハイライトだけを暗くする。
ベースの明るさはそのままで、ハイライト自体をベースの色に馴染ませる。
要はハイライト入れる前の状態に戻すような感覚ですが、ハイライト自体をピンポイントで染めることが作業として困難だったり、時間がかなりかかったりと、ハイライトの多さによって変わってくるので、場合によっては難しい作業になります。
当然褪色してきますので、時間が経てば多少ハイライトが見えてきますので、落ち着くまで繰り返すこととなると思います。

・ローライトというハイライトとは逆に暗い線状のものをハイライトと同じように入れて、全体の明るさを調整する方法もありますが、全体の明るさは落ち着きますが、ハイライトが残るのと印象や好みとしてまた違った感じになる可能性があります。

【自宅ケア】カラーの褪色の悩みはカラーシャンプーで!

ハイライト自体が明るすぎる場合

考えられる原因
・薬剤の設定が明るすぎた
・塗布後の放置時間が長すぎた
・ハイライトの入っている場所やデザインでそう感じる など

カラーの薬剤はチョイスや放置時間によって明るさは変わります。
それと染めたての時にハイライトにも色が入っている場合は、時間が経ってからベース、ハイライト共に褪色しますので、ハイライトの見え方が変わるかもしれません。それもふまえて美容師側が説明して、想定した明るさにする必要があります。
あとはハイライトが太かったり、目立つ場所に入れすぎると明るく感じるというのこともあるので、ハイライトの線の太さや全体のバランスも考慮しなければいけないですね!
白髪ぼかしの場合は、顔まわりや分け目付近に入れるケースが多いと思うので特にですね!

改善策
・ハイライト自体を暗くすることが難しければ、全体が明るくなりすぎた時と同様のやり方になります。

派手すぎる場合

考えられる原因
・ハイライトが明るい、多い
・ハイライトの入っている場所が目立ちすぎる など

派手すぎると単純に言っても、その方の雰囲気やライフスタイルによるものだと思うので、その方に対してそのハイライトが派手ということだと思います。
前髪に3本ハイライトが入って派手と感じる人もいれば、物足りないと感じる人もいますし、ヘアスタイルによってもハイライトが入っている場所が同じでも印象が違います。
それを感じとりデザインするのは美容師側になりますので、よくイメージを相談することが大事ですね。

改善策
・全体が明るくなりすぎた時と同様のやり方になります。
・ピンポイントなハイライトが派手な原因であれば、その部分だけ暗くすることは作業としては難しくはないです。

髪が傷んだ場合

考えられる原因
・薬剤の設定や作業工程が元々の髪のダメージ具合、髪質に対して負荷を与えすぎた
・元々の髪質がブリーチなどに耐えれない髪質だった
・最低限起きるダメージ度合いが、自分の思っている以上だった など

単純に傷んでしまった髪は元に戻りません。
トリートメントなどでケアしつつ、それ以上なるべく傷まないように、カットしてなくなるのを待つしかありません。
ハイライトを入れてダメージ0はないです。
ですのでいかにダメージを少なくして、希望のハイライトを入れるかというところです。
もちろんそれは美容師の仕事ですので、時には髪の状態によっては断ることもあります。
ハイライトを入れたことによって起こりうることも聞いておいたほうがいいですね。

改善策
・トリートメントなどでケアをする
・伸びたら切って傷んだ部分がなくなるまで待つ・・・

【永久保存】ハイトーンカラーにピッタリのヘアケア!おすすめカラー3選!

色落ちするのが早い場合

考えられる原因
・ハイライト自体が明るすぎる
・ハイライト部分のダメージが大きい
・ハイライトに入れた色が薄かった など

色落ちが早く感じれば、その時より色を濃く設定すれば色は長くもちます。
当日希望の色にするか、数日後に希望の色になっていたいかで色の設定を変える必要があります。
そしてその希望の色に対してハイライトがどれくらいの明るさになっていればいいのかということなので、必要以上に明るくしたり、余分なダメージを与えないことが必要です。
ハイライトは全体の髪の明るさよりも明るく設定しないと、馴染んで見えにくくなります。
ですので全体の色落ちよりも、ハイライト部分の色落ちは早く感じると思いますので、場合によってはいた仕方がないこともあります。

改善策
・ハイライト自体が明るすぎる、派手すぎると同様なやり方になります

結局白髪が気になる場合

考えられる原因
・白髪の量、生えている場所に対して、ハイライトの入っている場所、量が適切でない
・単純にハイライトで白髪ぼかしが効果的ではなかった

白髪の生えている場所、量によってハイライトの入れ方、量を調整しないと、白髪ぼかしのためのハイライトではなくて、デザインとしてのハイライトになってしまいます。
現状の白髪の具合によっては白髪ぼかしハイライトを入れるのがまだ早かったり、白髪の気になり方によっては効果的ではない場合があります。
白髪の具合によって、気にならなくする効果的なやり方は変わっていきますので、美容師とよく相談してみてください。

改善策
・ハイライト自体が明るすぎる、派手すぎると同様なやり方になります。

【脱白髪染め】白髪染めやめておしゃれ染め!

根元が伸びた時根元がいつもより暗く感じる場合

考えられる原因
・ハイライトが多く、明るすぎる

ハイライトを入れると、少なからず今までより明るくなります。
そのハイライトの量が多いと、単純に全体を明るくしたのと同じようになります。
そうなると当然伸びてきた黒髪のとの明度差が、以前より広がるので根元の暗さが引き立ちます。

改善策
・全体を暗めの色で落ち着かせる

全体染めはしてなくハイライトだけのカラーの場合

これまでの内容は、全体染めをしているベースにハイライトが入っている場合の原因と改善策でした。
そうではなく、全体染めはしておらずハイライトだけでカラーリングをされている方もいます。
その方がハイライトをやめる、カラーリング自体をやめることになると思いますが、その場合はベースの地毛がどうかによります。

改善策
・地毛が黒ベースの場合
地毛と同じ色に染めます。
地毛は人によって黒の深さに差がありますが、暗い色味には変わりないので、色持ちとしては良いので褪色の心配が少ないです。
・地毛に白髪が混ざっている場合
白髪の割合にもよりますが、白髪が混ざっている髪と同じ色に染めることは不可能です。
ハイライトだけ暗くすれば、馴染みやすくはなるかもしれませんが同じように完全に馴染ませるのは難しいです。
全体を暗くしてしまえば、地毛の白髪がMIXしている部分も染まってしまう可能性もあります。

ハイライトやめるのは簡単ではない

改善策をそれぞれ紹介したように、ハイライトをやめることが単純ではないことがわかったかと思います。
カットでなくなるのを待つと言っても、ショートカットでない限りかなり時間がかかります。

ハイライトがたくさん入ったり、太かったり、全体の色と比べてかなり明度差があったりすると、それだけ見えなくするようにすることが困難になります。

私的にはやめることを考慮してハイライトを入れることはありませんが、基本は細めに最小数、褪色した後の明るさを重視して考えます。
主張したければ数は少なめ、白髪ぼかしは白髪の割合に合わせてなど、細めのハイライトで数や場所を考えて入れるようにしています。

万が一やめたいとなった時も、その方が修正しやすいですね。

PEEK-A-BOO銀座並木通り 鍬野浩司

料金

カット ¥8,250/¥7,700(M)

リノケアカラー ¥9,900〜(全体染めになります)

フルヘッドウィービング ¥14,520〜(全体にハイライトを入れます)
ハーフヘッドウィービング ¥8,470〜(全体の半分くらいの範囲にだけハイライトを入れます)
ホイルデザイン ¥3,080〜(ポイント、部分的にハイライトを入れます)

トリートメント ¥4,400〜

※カラーやトリートメントのみの場合、シャンプー&ブロー代¥4,620が別途かかります。

お客様の声

翌日以降もそんなに手間をかけずにまとまる髪型にしていただけて本当にありがとうございます。
カラーも希望していた色よりももっと良い色合いにしていただき、大満足です。
トリートメントについての相談にも親身に聞いていただき、こちらのことを考えて色々と提案をしていただき感謝しかありません。
次もよろしくお願い致します。(30代女性)

今回もカット、カラーありがとうございました!
カットのスタイルはいつも自分では決められないので、お店に行ってから一緒に決めていただいてますね。忙しい中でも相談に乗ってくれて、即座に的確な答えが返ってくるので信頼出来ます。
カラーもお任せで綺麗な色でした。
また、よろしくお願いします!(30代女性)

初めてお伺いしました。
ハイライトをやる予定でしたが、今の私の髪には必要ないということでカラーだけになりました。
毎回ハイライトはやるものだと思っていたので少し不安でしたが、仕上がってみるとそんなに気になりませんでした。
おかげで様で思っていたよりも早く終わることができました。
またよろしくお願いします! (40代女性)

まとめ

ハイライトは一色で染まっている髪色に、いろんな変化や効果やおしゃれ感などをもたらしてくれるものです。
白髪ぼかしハイライトも白髪が気にならなくなる手法の一つです。

ただ入れる場所、太さ、量、明るさなどしっかり計算して必要最小限に最大の効果が出るようにすることが必要ですし、それが少しずれただけで印象や効果は違ったものになります。

いろんなケースを考えて、本当にハイライトが必要なの?と思うことも大事かと。

一度明るくした髪、傷んだ髪は元に戻りません。
トリートメントは傷んでしまった髪のためにありますが、トリートメントがあるから大丈夫なわけではありません。

綺麗におしゃれに髪を見せるためのハイライトにしましょう!!
よかったらお待ちしてます(^ ^)

[人に優しく髪に優しく] ナチュラルで再現性のある髪型と髪を傷ませないことを心がけてます
sns:
PEEK-A-BOO 銀座並木通り

☆アピールポイント
若手ではないので経験値は豊富です笑
その経験により培った知識、技術力によって、いろんな悩みをもったお客様に満足していただいてきました。
そのためにもまずはしっかりとしたカウンセリングが大事だと思っていますので、今まで行っていた美容室で聞けなかったことや、似合う髪形など、一人一人丁寧に対応させていただきます。
初めての美容室でも緊張させない空間作りは得意です笑

☆美容師を志したきっかけ
高校生の頃、行きつけの美容室で将来の話をしていた時に、何気なく美容師さんが見せてくれた業界紙の髪型を見て興味が湧き、今に至ります。
その時見た髪型はPEEK-A-BOOの作品でした笑

☆性格
落ち着いてて穏やかだそうです

☆趣味
映画鑑賞、一人カフェ、パン屋巡り

☆出身
長崎県

☆心に刻んでる言葉
Carpe diem

いつもご来店いただいているお客様、いつも本当にありがとうございます。
これからいらっしゃるお客様、初めまして!是非お待ちしております

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